年齢を感じた話(雑記)
当社では、朝礼時に、本社フロアの前に出て、全体に向けて話をいたします。
昭和な習慣だなと思いつつ、しっかりと練った話はそれなりに反響があるので、実は毎回楽しんで話を準備しています。
原稿をテキストに落とし込んでいたので、折角なのでインターネットの海に残しておくことにいたします。
以下、本文。
20を過ぎてから自分の年齢にあまり興味が持てなくなり、気が付けば30になっておりました。
まだまだ若輩者でございますが、30になる手前で自分の年齢を感じた話をさせていただきます。
私は、中学生になったくらいの頃から毎週月曜日に、週刊少年ジャンプを購読していました。
現在は購読をやめているのですが、やめた理由はジャンプを買っても、半分くらいは読んでいないことに気付いたからでした。
読むものが少なくなってきた頃は、「最近の連載はつまらない」とか、「面白いとおもっているものが打ちきりになってしまう」と不満を感じていました。
しかし、ある日ジャンプが面白くないのではなく、自分の感性がジャンプのターゲットである少年の範疇ではなくなってきたのだと気付きました。
30を手前にして今更ではあるのですが、明確に少年ではなくなったと感じた瞬間でした。
現在、映画が大変評判になっている、鬼滅の刃は、連載開始時点から読んでおり、その連載が終了したあたりでジャンプを卒業しました。
話題になる前から読んでいたものが、社会現象といえるくらいのヒットになっている様は、例えるならサークルの後輩が女子アナになってしまったときのような寂しさを覚えます。
鬼滅の刃にあやかりまして、本日も心を燃やして仕事に邁進したいと思います。