一晩で使いきりの身体

ほんのりブラックな労働環境に耐えながら自己ベスト更新を目指すスイマーの日記です。

3/25 300日後に産業医から怒られる社畜

BMIという指標をご存じだろうか。

 

 

これは、体重(kg)を身長(m)の二乗で除して求められる数値で、これが22に近いと疾病にかかりにくいと言われている。

(体重÷身長÷身長=BMI)

 

 

健康的な体格を疫学・統計学的手法により、帰納法的に求めたものであるため、BMI22というのは目標とすべき数値ではなく目安として使われるものであると考えられる。

 

 

私はこの数値は欠陥指標だと思っている。

なぜならば、この指標を用いて、身長から算出した理想の体重が求められるが、その体重を構成する中身については言及されないからである。

(とはいえ、一般的な人が健康の目安として用いるためには、非常に手軽で効果的な指標であるということは注釈しておく。)

 

 

極端な話、筋肉量が異様に少なければ、見るからに肥満体型のような人でもBMI22に収まってしまう。(筋肉は脂肪よりも重いため)

 

 

逆にボディビルダーのように筋肉が極端に発達していれば脂肪が少なくてもBMI上は肥満と判定されてしまうのである。

 

 

ここでようやく本題にはいるが、自分はこのBMIという指標にケンカを売るべく、筋肉を増やすことでBMI上の肥満になり、産業医に怒られてみようと考えた。

 

 

なんの意味があるのかといえば、正直に意味はないが、産業医は体重増加の中身まで見破ることができるのかという純粋な興味である。

 

 

身長が約176cmあるので、肥満に判定されるBMI25に到達するためには、体重が78kg必要になる。

 

 

現在体重が74kgをようやく超えてきたところなので、あと4kg増量が必要である。

 

 

しかし、ただ太るだけでは意味がないので、体脂肪率を増やさずに体重を増やす必要がある。

 

 

体脂肪率は12~13%なので、それを維持して4kg増やすとなると、筋量+3.5kg、脂肪量+0.5kgが目安になる。

 

 

一年間で増える筋量は3~4kgだと聞いたことがあるため、かなり頑張れば達成可能な数字に思える。

 

 

水泳に繋がるかどうかは分からないが、面白味がなければトレーニングは続けられないので、遊びの一貫でブログのネタ作りのために挑戦してみようと思う。

 

 

たんぱく質3.5kgと脂質0.5kgを蓄えようと考えると、一年間で18,500kcal、1日50kcal余分に食べる必要がある。

ウェイトも食事もなかなか大変な一年になりそうである。