一晩で使いきりの身体

ほんのりブラックな労働環境に耐えながら自己ベスト更新を目指すスイマーの日記です。

2/13 酸素を求む

冬になると喘息が出てくる。

 

 

幼い頃小児喘息に苦しめられ、ヴィックスヴェポラップという薬の匂いが心の安らぎであった。

夜中に突然肺に空気が回らなくなり、ゼエゼエヒューヒューと自分の気管支から鳴る音に目を覚ます。

 

 

喉に引っ掛かる咳を出し、その音に気付いた母親が私の背中にヴィックスヴェポラップを塗ってくれる。

 

 

しばらく背中を擦られるとヒューヒューと音を鳴らしながらも肺に空気が入るようになり、意識を失うように眠りについた。

 

 

喘息が出るのは冬が多く、寒い日に走り回るとゼエゼエヒューヒューと喘息の足音が近づいてきた。

 

 

気がつけばそれほどの発作に苦しめられることはなくなったが、冬の寒い空気が気管支を抜けると、肺に空気が溜まらないような感覚があった。

 

 

違和感として確かに感じてはいたが、やはりどうも身体の欠陥として認知したのは去年からであった。

 

 

練習中に息を吸っても苦しく、どうにも精彩を欠く内容にしかならない。

コロナウイルスを疑い医者に行って、初めて喘息の気がある旨を伝えられて自分の状態を認識した。

 

 

とはいえそれが練習を辞める理由にはならないし、呼吸が苦しいのであればどういう練習ができるのかを考えて取り組むべきなのである。

 

 

w-up

200*2 IM 3'20

50*4 1'30 Fr/Fly 20hard

 

100*6 1'40 Fr form typeA/C

 

50*4 1'00 Fr typeC des 4t:'30

50*4 1'00 Fly des(1~3Fr/Fly) 4t:'35

 

100*1 easy

 

25*4 '30 Fr typeA des

 

down 100

 

 

冬場の不調は喘息に起因することが多いように思う。

酸素が全身に行き渡らないからとても苦しく感じる。

 

 

脈を激しく上げる内容はし難いため、強度の低い持久と、スピード、ドリルをやるしかない。

 

 

後は苦しくても練習に行くために、強い意思を持つ必要がある。