★3/30 ウェイトトレーニングの必要性について
自分でトレーニングメニューを組むようになって、「トレーニングの三原則(または五原則)」を強く意識するようになった。
調べれば意識が高い人たちのTwitterなんかにいくらでも書かれているので、詳しくは割愛するが、こと水泳において「過負荷」ないし「漸進性」を意識するのが難しいと考えている。
ウェイトの場合、「強度」は「重量」×「回数」である程度求められるため、「過負荷」ないし「漸進性」は非常に意識しやすい。
しかしながら、水泳の場合、求められるものが「速度」になり、必ずしも「速度が上がること」は「強度が上がること」に結びつかないのである。
これは、テクニックが改善されれば、無駄な力を使わずに効率よく推進力を得られるようになるためで、さらに泳速度が上がれば運動時間も短くなるため、やはり「速度」が「強度」に必ずしも結びつかない側面があると思われる。
そのため、「特異性」であるテクニックの部分を水中トレーニングで向上させて、「過負荷」や「漸進性」の部分をウェイトトレーニング等別の運動で確保することが、特に時間のないサラリーマンスイマーにとっては最適解になり得るのではないかと仮説を立てている。
学生時代にウェイトトレーニングを取り入れるようになったときの過ちとして、このトレーニングの住み分けができておらず、強度を高める→exhaustの状態を、ウェイトでも水中でも追いかけていたため、フォームがおかしくなり、最終的にはケガをするにまで至った。
ウェイトトレーニングでパワーをつけたとて、それを水中で目一杯使っても無駄なエネルギーに終わることが多いと思う。
つまるところ、ウェイトトレーニングの意義は、水中ではできない強度を加えて、身体能力の底上げを図ることであると考えている。
競泳の目的は「タイムを縮めること」で、レースや練習で「力を使い果たすこと」が目的になってはいけない。
それが必ずしもタイムに結びつかないからである。
自戒も込めて、水中練習では「今日も出し尽くした。頑張った。」という練習が必ずしもいい練習ではないことを忘れないようにしたい。
前置きが長くなったが、本日は水中。
100*1 hard typeB 1'05くらい
50*4 1'00 IM form
25*8 drill
25*8 form
25*8 '40 hard typeB
50*1 easy
50*4 1'30 25allout Fr/Fr/Fly/Fr
down
30分間全神経を集中させる。
100のフォームを探っている最中で、今日はチーム練習で調子のよかったtypeCを試そうとしたところ、自然とtypeBになった。
フォーム自体は違和感なくはまったけど、タイムが遅い。まだここに固定せず色々と試して決めていきたい。